Trade Terminal(取引ターミナル)は充実した機能を備えたプロの取引執行および分析ツールです。基盤取引プラットフォームに通常備わっていない多数の取引機能を提供すべく設計されています。
ディールチケット
Deal ticket(ディールチケット)の主な機能は次のとおりです。
- ストップロス(損切り)、利食い、トレーリングストップをピップで設定するための簡易フィールド
- ポップアップ式計算ツール。ストップロスまで特定の距離があるキャッシュリスクに対応するロットサイズを算定する等
- シンボルのポジションを素早く決済、逆転、ヘッジするためのオプションにアクセスできるオープンポジションマーカー
- 指値注文と成行注文を作成するためのポップアップ式ディーリングフォーム
- クィック注文入力用テンプレートを作成可能
- シンボルの主情報を表示(ピップサイズ、ピップあたり価値等)
Trade Terminal (取引ターミナル)を使うと、単純な成行注文では1クリック、複雑な所定テンプレートでは2クリックで注文が可能です。これらテンプレートは、Mini Terminal およびMarket Managerツールでも使用できます。
口座の指標
Trade Terminal (取引ターミナル)では、有効証拠金、証拠金使用率など現在の口座の指標概要を把握できます。また、こうした項目にアラートを簡単に設定できます(証拠金使用率が10%を超えたら警告する等)。自動化アクションの実行機能など、特別なアラーム管理のために、Alarm Managerを利用できます。
ポジションと注文リスト
取引ターミナルでは、全オープンポジションと予約注文のリストが表示されます。また以下のようなアクションを簡単かつシンプルに実行するツールです。
- 全ポジションを決済
- 全損失ポジションを決済
- 特定ポジションを決済
- ポジションを部分的に決済
- ポジションや予約注文の損切り、利食い、トレーリングストップ設定を変更
トレーダーはリストから複数の注文を選択し、その全てに対してアクションを1度に纏めて実行できます。例えば、全ての損失ポジションを選択して、これらポジションに損益分岐点での利食いをマウスで2クリックのみで設定できます。
ポジションの段階的決済ルール
Trade Terminal では、ポジションの段階的決済ルールを設定でき、設定後はさらなる手作業なしで、これらルールが自動的に適用されます。例えば、次のようなルールが考えられます。
- ポジションが利益20ピップに達したら、半分を閉じ、損切りレベルを損益分岐レベルに移動
- ポジションが利益30ピップに達したら、さらに25%を閉じ、損切りレベルを+10ピップに移動
- 利益が40ピップに達したら、残りのポジションを決済
新規発注同様、これらルールをテンプレートとして保存すれば、将来新しいポジションに対し数クリックで素早く適用できます。
ポジション分析
Trade Terminal には、オープンポジションの分析オプションが複数備わっています。ポジションはカテゴリー別(シンボル、方向、またはシンボルと方向の組み合わせ等)にグループ化できます。各カテゴリーにつき、合計利益などの情報を確認したり、カテゴリーに属する全ポジションを対象にアクションを実行したりできます。